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エリザベス女王杯。独り言。。。

こんばんは。タカフィンです!


独り言ですので、聞き流してください。


エリザベス女王杯を予想するにあたって、よくスローからの決め手勝負という記事を見ます。なので、上がり最速を出せるような馬が狙い目とのことです。


たしかに、過去の馬券に絡む馬の上がりは33秒台や34秒台がザラです。そこで決め手勝負と言われているのですが、本当にそうでしょうか?


京都外回りのコース形態を考えてください。残り600mの開始位置はちょうどコーナーの下りぐらいに位置しております。そして下った後の直線は平坦です。他の中央主要3場は、直線に上り坂があります。という事は同じ上がり33秒台でもその意味合いはかなり変わります。


ギア付きの自転車でスローの3ハロン勝負になったという想定で考えます。俗に瞬発力勝負に向いている馬は、ギアの低速を持っているイメージです。急にペースが上がっても、すぐに反応できます。最高速、持続力は馬によって異なりますが、基本的に瞬発力勝負に強い馬はこのタイプです。最たるところでいうとウオッカあたりです。一瞬の切れ味は凄かったですね。逆にエンジンのかかりが遅いと言われている馬たちは、この低速ギアを持っていません。重たいペダルでなかなか加速できず、加速した頃にはレースは終わってます。東京のスローの上がり勝負になると、こういうタイプの馬は3着までということが多いです。


この自転車で京都外回りをイメージしてください。残り600mの地点で加速が必要になるとします。東京では自分で重たいペダルを苦労して回していたのですが、ここには下り坂があります。労せず高速ギアでも加速していき、下り終える頃にはトップギアの最高速まで加速している事でしょう。そこから、ゴールまでの走りは最高速をどこまで太ももの乳酸と戦いながら持続できるかに尽きます。


言いたい事は、京都外回りは自分で加速する必要がないという事です。その結果他の3場に比べると加速力よりかは、そのスピードを持続するスタミナが要求されるという事です。過去のレースを観ていると、残り200くらいまで凄いスピードで伸びてきた馬がパタッと脚が止まるシーンをよく見ます。これは使える脚が短い馬のパターンで、ここからあとひと伸びできる馬が、勝てる馬です。

その能力に長けているのが、ヨーロピアンの血統を持っている馬です。ひと昔前では京都外回りはトニービンの庭でした。トニービンと言えば凱旋門賞馬です。なぜか直仔はチャンスがありながら京都外回りGⅠは鬼門でしたが、ジャングルポケット産駒や母父として多くの好走馬を輩出してます。

ディープインパクトなんかも母父リファールですから、京都外回りは相性が良いですよね。


記憶の新しいところで行くと、欧州馬のスノーフェアリーが連覇しましたよね。ジャパンCなんかに凱旋門賞馬なんかが来ても馬券になりませんが、エリザベス女王杯であればこんなに欧州馬が輝いてしまうのです。


ということで、長くなりましたが、京都外回りコースの上がりが速いレースというのは、他の競馬場とは少し異質なんだよという事を語ってみました。


補足で、京都外回りを極端に速い上がりで新馬勝ちした馬は、次走かなり人気になるケースがありますが、かなり危ない人気馬になりますので、覚えておいてください。これは新潟にもいえます。



独り言ですので、聞き流してください。。。